2024年5月1日、Anthropic社からClaudeのiOS向けアプリがリリースされました。 

※生成AIであるClaudeについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 

今回の記事では、実際にアプリを使用しながら、アプリの登録方法や利用方法を解説します。ぜひ参考にしてみてください。 

生成AI『Claude』とは

Claude（クロード）は、アメリカのスタートアップ企業Anthropic社が開発した対話型AIモデルです。ChatGPTやGeminiと同様に、自然言語での対話や質問への回答、文章作成など幅広い用途で利用できます。 

一般的なAIベンチマークテストでは、OpenAI社の「GPT-4」や、Google社の「Gemini」などのライバルを上回る結果を出しており、現時点で最も高性能な対話型AIの一つ。今回のiOSアプリ版リリースにより、スマートフォンからも手軽にClaudeを利用できるようになり、ユーザー数の拡大が見込まれるでしょう。 

Claudeについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 

アプリ版Claudeの登録方法

引用元：https://apps.apple.com/us/app/claude/id6473753684 

iOSアプリ版Claudeの利用を開始するためには、以下の手順で登録を行います。 

1. App Storeから「Claude」アプリをインストール 
2. アプリを起動し、メールアドレスとパスワードを入力して新規アカウントを作成 
3. SMS認証を行い、アカウント名を設定 　※ アカウント名は後から変更可能 
4. トップページが表示されればアカウント作成完了 

Claudeは有料版もありますが、無料で利用可能です。まずは無料版を試してみて、必要であれば有料版の利用を検討するとよいでしょう。 

※2024年5月9日時点ではiOS版アプリのみがリリースされています。 

アプリ版Claudeの使い方

ここでは実際にアプリ版Claudeを使ってみましょう。 

Claudeアプリのメニューやトップページの表示言語は英語のみで日本語化はされていません。ただ、日本語には完全対応しており、日本語でのやりとりが可能ですので安心してください。 

では試しに、下記プロンプトを入力してみます。 

プロンプト「犬と猫はどのような習性の違いがありますか？」 

回答は下記のとおりです。 

箇条書きなどを活用して、まとまった文章を生成してくれました。無料版とはいえ、かなり高性能なことがわかります。 

Claudeは無料版でありながら画像入力にも対応しています(ChatGPTの無料版は非対応)。画像入力も試してみましょう。 
わたしが過去に観光で行った広島県・宮島にある「厳島神社(いつくしま)」の写真を送信し「この写真はどこの風景かわかりますか？」と質問してみました。 

回答は下記になります。 

正確に厳島神社と回答してくれました。しかも情緒あふれる文章で厳島神社についての解説もしてくれています…！観光地などでなにか疑問があれば写真におさめ、Claudeに質問してみるという使い方もできそうです。 

無料版でありながら画像の読み込みやPDFなどのアップロード可能なので、翻訳や要約など、さまざまな場面で活用できるでしょう。 

まとめ

今回の記事ではClaudeのiOSアプリを実際に使ってみました。筆者はWeb版のClaudeを日常的に利用していますが、アプリ版もリリースされて更に活用の幅が広がりそうです。 

昨今、高性能な生成AIが続々と登場していますが、アプリ版のリリースによってClaudeの利用者拡大が見込まれます。iOSユーザーの方はぜひ、今のうちからアプリ版を活用し、最先端の生成AIを体験してみてください。

 

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